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わたしは促進剤の薬が効きすぎました。
促進剤を使って産んで、2人目欲しいけど痛さが怖くて躊躇しているお母さんもいると思います。
わたしも2人目妊娠中は、またあの痛みに耐えなければならないと思う怖くてしかたがありませんでした。
2人目を出産した時に、1人目のときの陣痛が尋常ではないことを知ります。
2人目は自然に陣痛が来て、普通に産むことができたからです。
「もっと痛くなるはず!!」と気合いを入れていたが拍子抜けだったっていう…。
痛いちゃ痛いけど、1人目の陣痛の痛さに比べたら2人目のなんて楽なこと。
病院によっては、先生達の都合で夜間や休日の出産をずらすために促進剤を使用しているところもあるという話です。
もし、先生に「今日中に産んじゃいましょうか?」と言われたら100%促進剤が使われるのです。
こういう理由で使用するのは本当にやめてほしい。
本来ならば、楽に出産できたかもしれないところに薬を使うことで、苦しい思いをしてしまう妊婦さんがいることを。
促進剤は使い方ひとつで良くも悪くもなるのですから。
わたしの場合はやむを得ず使用しました。
それに至るまでは臨月のスクワットで失敗!前期破水からの出産をご覧ください。
目次
子宮口を柔らかくする薬は促進剤
助産婦さんから渡された「子宮口を柔らかくする薬」
1時間に1錠づつ手渡されました。
この時は子宮口を柔らかくする薬としか説明されずによくわからなかったが…。
これは…紛れもなく促進剤。
飲んで1時間後には、もう産んでも良くない?ってほどの痛みに襲われました。
いきなりガツンと痛みが増しました。
初めての出産だからどのくらい痛いのかっていう比較ができないのも辛かったです。
「これが陣痛か!出産を経験した世のお母さん方ってすげぇ~」って尊敬しながら、耐えていました。
この時はまだ、そんなことを思う余裕があったのに…
開かない子宮口
痛くなる陣痛と比例することなく、子宮口はなかなか開いてくれなかったんです。
子宮口は10㎝(全開大)になるまでイキむな!!っていうことです。
子宮口が完全に開く前にイキんでしまうと子宮裂傷や産道が傷ついてしまうことは調べてあったのでわかっていました。
まだまだ、「いきむ」時期ではないときに腹圧をかけすぎると裂傷が発生する可能性が高くなります。 いきみを加えるのは「子宮頚管の開大が全開大となってから」というのはこんな訳もあるんですね。
子宮収縮剤を使用して陣痛が過強となった場合も分娩が急速に進行し頚管裂傷が発生しやすくなります。 胎児の状態が悪く急速に分娩を終了させる必要があるときに、吸引分娩や鉗子分娩が行われますが、これも全開大前に行われると頚管裂傷の原因となります。 (赤ちゃんを救命するためにはやむを得ない場合もありますが・・・)
引用元:産婦人科の基礎知識
これだけは絶対に回避したい。恐ろしい。想像しただけで痛いわ…(T_T)
子宮口グリグリ
助産婦さんが定期的に子宮口は今どのくらい開いているかの確認に来ます。
その度に手を突っ込まれて子宮口をグリグリされるんです。
子宮口を広げるために刺激するんだとか…。
これもクソ痛い。気分的にも最悪だ。
錠剤の薬は全部で4錠飲み、その後に点滴に変えました。
痛みがおさまっているときはやたら短く感じます。
この短時間で呼吸を整えなくては息がもたない。
痛みが来るのがわかっているから恐怖でしかない…。
次に来る陣痛が怖くてたまらない。
痛みが来たら今すぐ産んでしまいたい衝動に駆られます。
まだダメだ。今イキんだら…いろんなところが裂ける!!って何度もイキみを逃しました。
これを何度繰り返したかは憶えていないけど、やっと分娩室へ行くことができました。
このとき子宮口は8㎝ほど。
分娩室に入る頃には、陣痛の波すらわからない常に激痛の状態。
「ぐあぁっ…」
今まで出したことない声がでるけど、マジ必死過ぎて身振りなんてどうでもいい。
ここまで来ても「これが陣痛なんだ!耐えなくては!!」と思っていました。
副作用の過強陣痛?
ゔうっ…。
痛すぎて呼吸ができない。苦しい…。
無意識にしていた呼吸なのに、今までどうやって息を吸っていたのかがわからなくなっていました。
声を出す余裕すらないし、イキむタイミングさえわからない。
この時すでに体力がほとんど残っていないのは自分でもわかっていました。
もっとしっかり筋肉つけておくべきだった…後から後悔。。。
「お母さん!ちゃんと息してください!!赤ちゃん苦しがってますよ!!!」って先生に言われたことはハッキリと覚えています。
助産婦さんのイキんで!!って声だけを頼りに力を込めるのですが…。
何回イキんでも赤ちゃんは出てこない。
いっそのことお腹切って!!って何回も思ったけど、ゔゔっ…っていう唸り声しか出ないし。
「赤ちゃんの心拍下がってる!酸素マスク!!」と先生の声が遠くで聞こえました。
慌ただしく酸素マスクを装着。
どのくらいの時間が経っているのか、全くわからないって状態です。
「赤ちゃんも頑張ってますからね!!」と、先生がお腹の上に腕をのせて思いっきり体重をかけたと同時に渾身の力を込めました。
朦朧とした意識の中、機械?みたいなので赤ちゃんの頭を引っ張っているのが見えました。
あれ?なんか視界がおかしいな…。
幻覚が見える
目を開いているのに辺りが真っ暗になりました。
今まで見たことないようなキレイな光がキラキラと無数に輝いているのが見えて不思議と痛みが遠ざかっていくんです。
そのキラキラが近づいてきて明るい光になり吸い込まれそうになったところで「はっ!!」と戻ってきました。
痛みと酸欠で幻覚を見てしまいました。マジ危なかった。。。
赤ちゃんとの対面
最後の渾身のイキみで無事に赤ちゃんを取り上げてもらっていました。
最初に思ったのは「あぁ…やっと出てきてくれた…」っていうのが本音です。
一息ついた後からジワジワ感動がくる感じ。
初めて抱っこした赤ちゃんは大丈夫なの?ってほど紫色で、心配でした。
赤ちゃんにだいぶ負担をかけてしまい本当に申し訳ない…。
なんとか無事に出産を終えたことにホッとしたが、ベッドから全く動くことが出来ないほど全身はボロボロ。
いつ会陰を縫われたのかすらわからない。
体の感覚は麻酔もいらないほど十分マヒしていたんです。
赤ちゃんの顔を見ることで、まだまだこれから頑張らなくちゃ!ってパワーをもらえました。
おわりに
わたしの場合は破水をしてしまって、赤ちゃんへの負担をなくすために促進剤を使用したのですが、かなり苦しかったです。
破水には本当に気を付けてください。
促進剤を飲んだときには、痛みを我慢をし過ぎてしまって過剰に摂取してはいけません。
陣痛の痛さがわからない初産の場合はとくに慎重に。
元気な赤ちゃんを産んでくださいね☆
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