暴力的な彼氏から別れられない理由とDV男の特徴

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怖い経験をした。過去に付き合っていた彼氏がDV男だったのだ。いつ怒りのスイッチが入るのかわからない恐怖でいっぱいだった。

 

今、男性からの暴言や暴力に苦しんでいる女性がいたら伝えたい。

「いつまで経とうが待とうが、自分が頑張ったところで暴力男は変わらない」

 

暴力はケンカの延長線じゃないよ。心も体もズタズタにされる犯罪だよ。

1人で抱え込まないでほしい。暴力を振るわれているということを恥ずかしいと思わないでほしい。

 

なかなか別れることができないループから抜け出そう!あなたの本当の幸せはまだまだ未来にあるんだから。

   目次

彼氏の暴力が怖い!なぜ別れることができないの?

彼氏が豹変!!殴られたり蹴られたりすれば、警察沙汰なのに、それでも大半は通報しない。

 

わたしも周りに助けを求めることができなかった。助けを求めるという知識もなかった。

 

「わたしが彼を変えてあげなくちゃ」

「わたしがいなくちゃ彼は孤独になってしまう」

「本当は優しい人なんんだよ」

 

「何されるかわからなくて別れ話なんてできない」

「別れた後にストーカーされるかもしれない」

 

 

多かれ少なかれ彼氏と一緒にいて楽しかった思い出もあるし、優しいときの彼を知っている。情もあるというのもわかる。

彼氏が豹変するような別れ話をするのが怖くて別れることができないという気持ちもわかる。

 

それでも、このままではいけない。

【体験談】付き合っていた彼氏からの束縛や暴力

今でもたまに夢でうなされる。できれば記憶から消し去りたい黒歴史なんだけど…。

忘れることもできないから綴ることにした。

彼氏の束縛や暴言、暴力

好奇心旺盛で「入るな危険」と看板が書いてあるところに全く臆することなく入っていけるような、未成年(17才)の頃、年上のちょっと悪い雰囲気の彼に惹かれてしまった。

アンダーグランドな方々とも繋がりのある彼氏で大人っぽくカッコよかった。

現行犯逮捕されるようなこともしていたが、まだ子供だったわたしはそれすらも「カッコいい!」と思ってしまっていた。

 

そんな彼が本性を現し始めたのが付き合って1か月くらい。

あれもダメ。これもダメ。男友達の番号は消せだの、友達と遊びに行くときも異性ではないのか?と必ず疑う。

「束縛が激しい人だな~」とは感じていたが、わたしが言うことを聞かないと怒鳴るようになった。

 

ある日の昼下がり彼氏との口論になり暴言を吐かれ、わたしの左耳付近に衝撃が走り床に倒れた。

一瞬、何が起こったのかよくわからなかったが、殴られたんだと気づくのにそう時間はかからなかった。ビックリと恐怖で体が固まる。まばたきもしていなかったと思う。

ズキンズキン…後からひどくなる痛み。

 

本当は逃げたい。頭では逃げなきゃ!とわかっているのに体が動かない。

涙だけが止まらなかった。

 

「ごめんね…ごめんね…」急に彼が優しくなった。

 

「耳から血が出てるよ…」タオルをもってくるなり、血を拭いてくれていた。

 

この時自分が、夢の中にいるのか現実にいるのかわからない不思議な感覚…フワフワした感じだった。

 

今は彼がすごく優しくなって謝っている。「あぁ、もう大丈夫」と、一気に恐怖から解放される。

 

 

そのころから行動がおかしくなった。

家出をし彼氏の家に半同棲することになる。ほとんど軟禁状態で対人関係や行動を制限されているにもかかわらず逃げようとは思わなかった。

 

束縛が激しいのはわたしのことが好きだからだと思っていたし、怒らなければ優しい人だったからだ。

自分では気が付かないうちにDV男の術中にハマる

暴力を振るわれたときには力では到底かなわない。

 

相手の腕を引っ掻くか噛みつくくらいしか抵抗は出来ない。そして決まって最後には優しくなる彼。普通に考えたらとっくに逃げ出している状況だ。

 

その後もささいなことで暴力を振るわれて「別れたほうがいい」という直感は頭の片隅にいつもあるのに、それ以上に彼の機嫌を損ねたらもっと殴られるかもしてないという恐怖もあり、別れるという結論まで至らない。

 

そんな状態なのに「なんとかしてあげたい」「この人を理解しているのはわたし」という、よく分からない使命感があり暴力を受けながらもなかなか別れることができなかった。

命の危機を感じて別れを決意

そんなある日、外でささいなことで口論になり携帯を壊された。この人の怒りのスイッチがどこにあるのか謎でしかない。

 

その直後、彼に首を絞め上げらコンクリートの壁に叩きつけられたとき今までの人生のハイライトが見えた。

 

人通りの少ないトンネル付近で助けてくれる人も見当たらない。

 

怖い怖い怖い怖い!!!

渾身の力で思い切り振り切って逃げ出した。

 

まだ死にたくない。死にたくない!!
とにかく逃げた。

 

本当なら警察に行けば良いのだが、当時のわたしは全くそんなこと思い浮かばなかったし知らなかった。

 

それからは2度と会わないと心に誓った。約半年間の地獄が終わった。

 

幸いわたしの家の場所は知られてなかった為、待ち伏せなどはされずに済んだ。

何年経っても暴力を振るう男は変わらない

数年後、久しぶりにあの人の名前を見た。

新聞の事件覧にて…。

 

名前を見ただけであのときのことが一気にフラッシュバックし息ができなくなった。心の傷はなかなか癒えることはないんだ。

 

わたしが経験してわかったことは、DV男は変わらない。同じことを繰り返すんだということ。別れてよかったって思ったのと同時に、他にも被害者がいると思うと胸が苦しくなった。

 

このことをきっかけに直感的に人を見る目が養われた気がする。

 

今、心の傷はだいぶ癒えたが叩かれたりするだけでも異常に反応してしまうことがある。冗談なツッコミ的な感じでも頭を叩かれるのは本当に嫌だし、怒鳴られるのも絶対無理。こういうことをされたら好きな人でも一瞬で嫌いになれる。

DV男の特徴

  • 束縛が激しく独占欲が強い
  • 物にあたり散らかす
  • 暴言を吐く
  • 気分屋
  • 外面は良い
  • いきなり怒鳴る
  • キレると手がつけられない
  • 支配しようとする
  • 暴力の後にはすごく優しい

 

一度でも暴力を振るわれた場合はその後何度も繰り返すことの方が多い。

あなたのことが本当に大切なら暴力でねじ伏せようなんてしないよ普通。

暴力彼氏と別れる方法

「最低なDV男とは別れた方がいい」

言うのは簡単。

すんなり別れることができないのは体験しているのですごくわかる。

それでも、もう嫌だ!縁を切りたい!!という気持ちでいっぱいだと思う。

 

その時の対処法としては「1人で解決しようとしないこと」

 

あなたがこのブログを見に来たのは心では助けを求めてるはずだから。

 

必ず誰かに相談してほしい。そして彼氏との別れ話の時には友人や身内に近くに居てもらうなどの対策が必要だ。

友人や身内に言いにくい場合は、専門の機関に助けを求めてください。暴力彼氏とは別れてDVとは無縁の環境へ!

 

「誰にも言えない…」「相談する人が居ない…」という方は真咲(@masaki_8s)にご連絡ください。話を聞くくらいしかできませんが…それでも心が軽くなるはずだから。いつでもどうぞ!

おわりに

「別れられない」「何されるかわからなくて別れるのが怖い」暴力を振るわれていたのだから当たり前の感情だ。

そこを1人で何とかしようと思うのではなく周りに相談すること。

 

暴力を振るう男は同じことを繰り返し、変わることはほとんどない。

怒鳴る男や物にあたり散らす男も予備軍である。

 

女性には優しく紳士的に接して欲しいと願うばかりだ。